初心者向けの飲みやすいノンカフェインティーは?
紅茶や緑茶、コーヒーなど、身近な飲み物に含まれているカフェイン。
眠気を覚ましてくれるなどの効果がある一方、寝つきが悪い、妊娠中・授乳中、胃腸が弱い、動悸や手の震え(振戦)が出やすいなどの理由で、カフェインを控えているという方もいるかと思います。
今回は、ハーブティーなどを飲み慣れていない人にも試しやすい、美味しい・飲みやすいノンカフェイン茶3種類と、それぞれのお茶のおすすめの飲み方・銘柄をご紹介します。
目次
ノンカフェイン=カフェインゼロのお茶
今回ご紹介するのは、カフェインがまったく入っていない「ノンカフェイン」(別名 カフェインフリー)のお茶です。
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※ 他のカフェイン控えめのお茶については、下記のリンクからどうぞ。
(1)ルイボスティー:紅茶に近い雰囲気で飲みやすい
紅茶をよく飲んでいる方におすすめなのが、紅茶に近い色合いと香りのお茶、ルイボスティー。
英語で「red tea」と呼ばれることもあるように、紅茶よりもさらに赤みのある茶色をしています。
材料であるルイボスは、南アフリカのセダルバーグ地域でのみ栽培されているマメ科の植物。針のような細長い葉が特徴で、抗酸化作用があるともいわれています。
ルイボスティーはときどき「干し草のようなにおい」がすると言われることがありますが、この下に載せるルイボスティーは、私が飲んだ中でもクセがなく、口当たりがなめらかで美味しかったおすすめのものです。
◎ ユナイテッドリーフ - オーガニックルイボスティー
ルイボスティー輸入専門店による国内ブランド。フレーバー付きのものも人気。
◎ Numi - Rooibos
アメリカのティーブランドの定番ルイボスティー。飲み心地なめらかでコスパ良。
◎ Dammann Frères - Rooibos Cederberg
フランスの老舗ティーブランドのルイボスティー。思わず箱買いしてしまう美味しさでした。
★ これ以外のものも含めたルイボスティーのレビューはこちら↓
(2)ミントティー:ハーブティーの中でも挑戦しやすい
味や香りに特徴のあるハーブティー。消化促進など、体にうれしい作用があるお茶が多いのですが、味の個性に抵抗を感じてしまう方もいるかもしれません。
ティーバッグ式のミントティーは、さまざまなハーブティーの中でも比較的クセが少なく、飲みやすいものが多いです。目覚めの一杯、食後の一杯…と、緑茶と同じようなタイミングをイメージすると取り入れやすいかと。
私が飲みやすさを重視して選ぶミントティーはこちらです。
◎ Yogi - Purely Peppermint
アメリカ西海岸のティーブランド、ヨギ(Yogi)のペパーミントティー。さっぱり飲みやすいです。
◎ Numi - Moroccan Mint
ルイボスティーのところでもご紹介したヌミ(Numi)のモロッカンミントティー。クセが少なく、食前にも食後にも。
★ これ以外のものも含めたミントティーのレビューはこちら↓
(3)麦茶:おなじみのノンカフェイン茶を違ったアレンジで!
ふだん見慣れないお茶を飲むのはやはり勇気がいる…そんな方におすすめしたいのは、夏の定番の麦茶。
あまりに身近で忘れがちですが、大麦を材料にしたこのお茶も、カフェインがまったく入っていない飲み物の一つです。
普通は夏に冷やして飲むことが多いかと思いますが、沸騰したお湯で温かい麦茶を淹れると、ほうじ茶のようなほっとする味わいに。
濃く煮出して牛乳や豆乳を入れれば、カフェオレ・カフェラテ風にも楽しめます。ミルクと黒蜜の組み合わせは、焙煎大麦の香ばしさが一段と引き立ちます。
ノンカフェイン茶を日常の中で楽しむ
私たちが普段目にするお茶の代表格の、緑茶・烏龍茶・紅茶は、すべてチャノキという種類の木の葉から作られています。これらのお茶は、品種や加工の違いによって味わいの違いが出ています。
一方、今回ご紹介したものを含むノンカフェインのお茶たちは、植物の根、茎、葉、果実、種など、実にさまざまな材料から作られています。
味・香りもバラエティ豊かで、それが魅力でもあるのですが…紅茶や緑茶の代わりに日常使いをするにはちょっと個性が強すぎるものも。
お店にノンカフェインのお茶を買いに行き、よくわからないまま、口に合わない種類のものを買って後悔した経験のある方もいるのではないでしょうか。
今回のガイドが皆様のノンカフェイン茶デビュー、そして、その後のお茶探しの参考になれば幸いです。
★ ノンカフェインのお茶にもいろいろあります↓
★ミルクを入れると美味しいノンカフェインティーの記事はこちらから。
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