初心者向けの飲みやすいノンカフェインのお茶は…?
こんにちは。《のんカフェlife》です。カフェイン控えめ生活を始めてから数年、いろいろな種類のお茶に出会い、今では日常の中で手軽にノンカフェインのドリンクを楽しむようになりました。
ただ、最初の頃はどんな飲み物を選んだらいいかわからない状態。お店でやみくもにハーブティーを手にとっては、「すっぱい」、「においが苦手」、「苦い」、「味にクセがある」など、失敗することもありました。
今回は、当時の経験を振り返り、ハーブティーなどを飲み慣れていない人にも試しやすそうな、おいしい・飲みやすいノンカフェイン茶のタイプ3種類と、それぞれのお茶のおすすめの飲み方・銘柄をご紹介したいと思います。
落ち着かない日々が続く中、少しでもリラックスのヒントになれば…と思います。
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目次
まずは確認:ノンカフェイン=カフェインゼロのお茶
コーヒーや紅茶、緑茶、ウーロン茶などに含まれ、眠気を覚ましてくれる作用があるカフェイン。
その一方で、寝つきが悪い、妊娠中・授乳中、胃腸が弱い、動悸や手の震え(振戦)が出やすいなどの理由から、カフェインの摂取量を少なめに抑えたい方もいるかと思います。
そこで取り入れたいのが、カフェインがまったく入っていない「ノンカフェイン」(別名 カフェインフリー)のお茶。その代表格は、味や香りの個性豊かなハーブティーです。ただ、その個性が強いがために、手を出しにくい方も多いかもしれません。
この記事では、私が個人的に選んだ、クセが少なく、気軽に楽しめるノンカフェインのお茶を3つご紹介します。最後の方で、おすすめの銘柄やブランドもいくつかご紹介したいと思います。
※ ノンカフェインではなく、微量のカフェインを含むお茶については、下記のリンクからどうぞ。
ノンカフェイン茶、初めて試すならこの3種類
(1)ルイボスティー:紅茶に近い雰囲気で飲みやすい
紅茶をよく飲んでいる方におすすめなのが、紅茶に近い色合いと香りのお茶、ルイボスティーです。英語で「red tea」と呼ばれることもあるように、紅茶よりもさらに赤みのある茶色をしています。
材料であるルイボスは、南アフリカのセダルバーグ地域でのみ栽培されているマメ科の植物。針のような細長い葉が特徴で、抗酸化作用があるともいわれています。
ルイボスティーはときどき「干し草のようなにおい」がすると言われることがありますが、ブランドによっては驚くほどクセがなく、紅茶以上になめらかな飲み心地のものも。フルーツやフラワーエッセンスなどの華やかなフレーバーとの相性も良く、紅茶と似ていながら、ひと味違った奥深い魅力があります。
マリアージュ フレールなど、紅茶で有名な国内外のティーブランドからは、「ルージュ」「レッドティー」などの名称でフレーバールイボスティーが展開されています。
(2)ミントティー:ハーブティーの中でも飲みやすい
続いて、数あるハーブティーの中からおすすめしたいのがミントティーです。
ハーブティーは特徴的なにおいや味が苦手…という先入観を持つ方も多いかと思います。一方で、ティーバッグ式のミントティーは比較的クセが少なく、ハーブティー初心者の方も飲みやすいものが多いです。
私の場合、食後の一杯、目覚めの一杯…と、緑茶と同じようなタイミングで飲んでいます。消化促進・胃もたれ軽減など、体にありがたい作用もあると言われています。
Numi(ヌミ)の「モロッカンミント」のほか、Pukka(パッカ)、POMPADOUR(ポンパドール)など、海外発のオーガニックティーブランドから展開されています。
(3)麦茶:おなじみのノンカフェイン茶を違ったアレンジで!
ふだん見慣れないお茶を飲むのはやはり勇気がいる……そんな方におすすめしたいのは、夏の定番、麦茶。
あまりに身近で忘れがちですが、大麦を材料にしたこのお茶も、カフェインがまったく入っていないノンカフェインの飲み物の一つです。
普通は冷やして飲むことが多いかと思いますが、沸騰したお湯で温かい麦茶を淹れると、ほうじ茶のようなほっとする味わいに。
濃く煮出して牛乳や豆乳を入れれば、カフェオレ・カフェラテ風にも楽しめます。ミルクと黒蜜を加えた組み合わせは、焙煎大麦の香ばしさが一段と引き立ち、冬にぴったり。
低カフェイン生活は、手軽に楽しめることが一番。どこのスーパー・通販でも手に入る麦茶を選択肢に入れておくことで、日々のティータイムのバリエーションも広がります。
おすすめの銘柄・ブランド
実際のお茶選びの参考に、私がよく飲んでいるおすすめのものをいくつかご紹介します。
《ルイボスティー(ストレート、フレーバーなし)》
・米国発のティーブランド、Numi Organic Teaの「Rooibos」(「ルイボスチャイ」ではなく、ストレートのルイボスティー)はなめらかな口当たり。
・ルイボスティー専門店、United Leaf(ユナイテッドリーフ)の「オーガニックルイボスティー」は高品質で深い味わい。
・ちょっとお高めですが、これまでで群を抜く美味しさだったDAMMANN Frères(ダマンフレール)の「Rooibos Cederberg(ルイボス・セダーバーグ)」もおすすめ。
《ルイボスティー(フレーバー付き)》
・フレーバールイボスティーのおすすめは、 老舗ティーブランドMariage Frères(マリアージュ フレール)の「ルージュ メティス」や「マルコ ポーロ ルージュ」。高級感があり、プレゼントにもぴったり。
《ミントティー》
・Numi Organic Teaの「Moroccan Mint(モロッカンミント)」は、まろやかな口当たりで主張しすぎない味。普段使いにもぴったりです。
ノンカフェイン茶を日常の中で楽しむ
私たちが普段目にするお茶の代表格の、緑茶・烏龍茶・紅茶は、すべてチャノキという種類の木の葉から作られています。これらのお茶は、品種や加工の違いによって味わいの違いが出ています。
一方、今回ご紹介したものを含むカフェインゼロのお茶たちは、植物の根、茎、葉、果実、種など、実にさまざまな材料から作られています。味・香りもバラエティ豊かなハーブティー、ノンカフェインティーの世界は、入口を知ることでもっと気軽に楽しめるはず。
今回のガイドが皆様のノンカフェイン茶デビュー、そして、その後のお茶探しの参考になればと思います。
落ち着かない日々が続きますが、体と心をほっとゆるめる時間のヒントになれば嬉しいです。
★他にも、ノンカフェインのお茶のレビューを下記にまとめています。
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